JA四万十トピックス 最新情報
情 報

■2009.4-6

     

■2009.7-9

    

■2009.10-12

     

生産者が奥さま会結成 消費拡大へレシピ開発

2009.9.26

 JA四万十の水耕セリ研究会の女性生産者が「奥さま会」を結成し、積極的な消費宣伝活動を行っている。
奥さま会では、管内営農関係の会議などで試食を行うなどして、地元から消費の拡大を呼びかけている。
 同JA水耕セリ研究会は3年前から部会を立ち上げ、現在の生産者は6人。夏場の消費が伸び悩む中、「まずは地元から消費を勧めていこう」と女性が立ち上がった。
 24日には同JAの調理室を貸切り、新たなレシピ作りに取り組んだ。水耕セリと生姜を使ったご飯や、中華風のどんぶりなど工夫を凝らした料理が並んだ。奥さま会は他にも、7月末に行われた集落営農組織協議会の総会で試食アンケートを実施し、嗜好傾向をつかむことで消費拡大につなげていく考えだ。
奥さま会の宮本さんは「セリは冬場のイメージが強い。生で食べられることを店頭販売などを通じて消費者に知ってもらいたい」と話す。また「料理のレシピなど女性同士で集まっておしゃべりをしながらやるのも楽しい」と笑顔を見せる。
ご主人は「消費宣伝は一番やってもらいたいこと。男がPRするより、女性が出向いて消費者の視点でPRすることに意味がある。どんどん食べ方を広めてもらって、年中使える食材であることを知ってもらいたい」と話す。




重油高騰に備える

2009.9.3

  JA四万十ハウスキュウリ部会は3日、2009年度の総会を行った。
9月末からの定植時期を前に、土作りの徹底や、高騰が懸念される重油に対応した保温資材の使用などの推進を図った。
 今年度のキュウリ栽培は重油高騰による経営圧迫の懸念をしながらのスタートとなっており、部会での重油高騰対策としては、フィルムの多層化・保温性フィルムの展張に取り組んできた。高騰に歯止めがかかっていた重油だが、ここ数ヶ月でじわじわと価格を上げてきていることもあり、保温資材の使用などの推進に加え、効果的な適正使用がなされているか、営農指導員の巡回で確認を行っていく予定だ。
 会では次年度の活動として、高い市場評価を受けている品質持続や、目慣らし会などを通じ園芸連基準に準じた出荷規格の高位平準化の持続に加え、現地検討会や定期的な圃場巡回・病害対策に取り組むことで、キュウリ産地としての発展を図ることを目的とした活動を行っていくことを確認した。
 同JA営農推進課の窪田営農指導員は「高い品質を誇るキュウリの産地としての自覚を常に持ち、栽培技術・出荷規格の高位平準化に取り組んでいきたい」と話した。




園芸販売拡大大会

2009.8.25

 JA四万十は8月25日、2009年度の園芸販売拡大大会を開き、今後ますますの販売拡大に向け、取引市場などと情報交換や意見交換をおこなった。
 毎年施設モノの収穫が終了し植えかえ時期であるこの時期に開催する当大会で、今年は市場関係者や関係機関、生産者約130人が参加した。
 基調講演や産地情勢報告をおこなった後、各品目ごとに分かれておこなう分科会を開催。同JA販売金額2位のニラでは、市場側から出荷量の少ない夏場について北海道産など県外産ニラで対応していることを紹介。夏場の出荷量増について作型調整などの要請を受けた。生産者側として台風対策や販売単価を考慮しながら対応していくことを確認した。
 また現在部会で取り組んでいる特別栽培ニラの高付加価値化に向けて消費宣伝などのPR活動の取り組みについて市場側と検討した。
 同JA販売推進課の川村課長は「各品目の課題と市場側の提案を活かしながら四万十産品の生産拡大にますますつとめていきたい」と話した。
 また大会では毎年販売金額や生産量など優秀な成績を収めた生産組織を表彰している。今年は興津地区のハウスピーマン部会が受賞。45年間におよぶ栽培の歴史と前年対比107%の販売金額増などを評価されての受賞となった。

  




ときめきビアホール開催

2009.8.21

 JA四万十女性部は21日、地元産食材を使った「ときめきビアホール」を同JAの大ホールで行った。
 当日は300人が来場。地元農畜産物の他にも管内沿岸部興津漁港で水揚げされたシイラなどを使い、地元食材をふんだんに使用した料理でもてなした。
 ときめきビアホールは同女性部が毎年この時期に行っているイベントで今年で8回目を数える。直販所「みどり市」をフルに活用し、農産物の生産者である部員は、食材を提供するなどして、地元食材にこだわった料理を提供している。
 地域住民からも人気で事前に販売されたチケット300枚も完売。会場の都合でそれ以上に増やすことが不可能で、チケットが手に入らず「もっと早くから予約しておけばよかった」との声も聞こえた。
 女性部員は前日から仕込などを行い、2日間で70人が料理に参加。同JA管内の9支部が一致団結して手際よく作業をこなしていた。
 同女性部の高橋美和子部長は「普段JAに来ていない人もときめきビアホールには毎年顔を出してくれる人もいる。来場者のおいしい、楽しかったという言葉が励みになって続けてこられた」と話す。
 また、「地元食材を使ってこんなに美味しい料理ができるということを広めることで、地産地消や管内の自給率向上にも貢献していきたい」と話す。
 訪れた来場者も迎える女性部員もともに笑顔で、「したい事をしたい人としたいやり方で実現していく」という協同組合の根本的な姿を見ることができるイベントとなっている。 


無人ヘリ防除大野見地区でデモ

2009.7.31

 高南地域無人ヘリ協議会は7月下旬に大野見地区で無人ヘリ防除のデモンストレーションを行った。地域の生産者代表や周辺住民、関係者らが見守る中、6枚の田んぼ約1.5㌶が30分ほどで終了。見学に訪れていた地域の生産者らの反応は上々だった。
 大野見地域では以前から無人ヘリ防除に対しての関心が高く、JA四万十が昨年8月に行った「大野見地域農業の将来を考える意見交換会」で無人ヘリ防除の要望があがっていた。地域では主力の中生米出穂後防除が8月後半に予定されており、高南地域無人ヘリ協議会が協力し今回のデモンストレーションとなった。
 大野見地区では今後8月に再度、生産者、同JA、関係者との意見交換会を行い、協議会への参加や実施時期、防除地区など具体的な話を進めていく。
 同協議会の事務局を担当する同JAの営農推進課は「高齢化等により管内の無人ヘリ防除は面積が増加しており、同地区でも以前から要望が上がっていた。今回の取り組みをきっかけに防除を実現していきたい」と話した。



畜種超え交流組織 担い手の要望で実現

2009.7.22

 JA四万十管内畜産農家の後継者22名は、22日に同JA本所中ホールで「担い手交流組織」を立ち上げた。飼料代の高騰など厳しい農業環境の中で、情報交換や共通の悩み・目的を持ったものどうしの交流の場として、若手農家からの要望で実現した。
 酪農、肉用牛、養豚、養鶏など県内でも有数の畜産地域である同JA管内。園芸農家に比べ、比較的若い後継者が多い畜産農家ではこれまで、各畜種ごとでの交流はあったものの畜産関係の後継者全体での集まりはなかった。昨年から一部農家の強い呼びかけを受け、同JAが事務局をかってでて、今回組織の立ち上げに至った。
 当日は自己紹介や各自がそれぞれの思いを発表した後、JAや県担当者からの情勢報告やリース事業などをテーマとした勉強会をおこなった。
 JA四万十営農推進課畜産班の山脇健世係長は「今回は初めての集まりだったことで若干固い内容となったが、若者らしい活発な意見もたくさん聞け、また勉強会の後の懇親会でも大いに盛り上がった。この組織は農家の自主的な取り組みと言うことを重要視し、JAとしてもできる限りの支援もおこなっていきたい」と話し、今後も定期的に活動をしていく構えだ。




ショウガ潅水徹底

2009.7.21

 JA四万十生姜部会は21日、現地検討会を四万十町内で行った。部会員20人が参加し、これからの病害虫防除と潅水管理を徹底していくことを確認。同JAが導入している精農家を中心とした営農アドバイザーから詳しい説明があり、参加した部会員は熱心に耳を傾けていた。
 圃場では、初期灌水実施区と通常灌水実施区に分けて灌水管理の重要性にポイントをおいた検討会を行った。
 生姜の営農アドバイザー下元慶蔵さんからは、畝の水分を一定に保持する事により通常より展開葉数が早く推移する事が説明された。
 また、同日には来年度から部会で取り組むエコシステム栽培についても協議を行った。エコシステム栽培の必須条件である生産資材の適正処理や生産履歴の記帳については本年度から取り組みを開始する事とした。
 事務局を担当する営農推進課の北村営農指導員は「当地区の生姜栽培は、有機資材を活用した栽培であり環境に配慮した栽培体系を取っている。今後、エコシステム認証を取得し消費者にアピールできる産地づくりを行いたい」と話し今後の取組みに意欲を見せた。




協同の歴史 理解深める

2009.7.18

 JA四万十は18日と25日の2日間、全職員を対象に本所大ホールで「協同組合運動・コンプライアンス研修会」を行う。JAの組織基盤の弱体化が憂慮されている中、協同組合の原点や組合員・JA職員のあり方の理解を深める目的がある。
 研修会は同JAが2月から取り組んでいる「JA四万十の組合員拡充、組織基盤強化方針」の一環として行われ、基本となる職場内教育「役職員が協同組合運動について理解を深めること」に重点を置いた取組みだ。
 18日には職員60人が参加、DVDや県中央会が作成した資料を使い、協同組合の歴史やあり方、組合員とは、JA職員の役割などを学んだ。
 当日講師を担当した池好晃総務課長は「組織基盤の強化はまず役職員が協同組合運動を理解していることが前提となる。この研修会をきっかけに、理解を深めて欲しい」と話した。
 研修会ではDVDを使いコンプライアンスの重要性についても学んだ。



アスパラガス肥培管理徹底

2009.7.7

 JA四万十アスパラガス研究会は7日、収穫量が増加してきたこの時期に合わせ、品質の向上と圃場に応じた肥培管理の徹底を目的に、現地圃場を回り研修会を行った。
研究会では全体の70から80%のA品出荷を目指す。
  研究会ではアスパラガス栽培も3年目に入った会員も多く、本格的な収穫が始まっている。
  時期的にも多収時期を迎える一方、梅雨時期による多湿や、猛暑の続く時期はアスパラガスも環境条件に順応できず、扁平・先端曲茎などの品質低下が増加してくる。
  研究会では会員の圃場で品質向上に向けた管理を、先進地の肥料メーカーの技術部員を講師に学んだ。
  現地では土壌水分や施設内温度、施肥のタイミングなどを確認した。横葉の刈り込みや下葉の除去については、こまめに手入れを行っていた会員が多かったが、極端に行えば一時的な収量の低下や品質低下につながるため整枝作業はアスパラガスに衝撃を少なくするよう心がけることが大切だとアドバイスを受けた。
       同JA四万十の北村営農指導員は「四国内の先進地事例を参考に管内での栽培技術を構築してきたが、まだまだ高知県内での技術確立には時間がかかると判断している。栽培する上で発生する課題に対し対策を講じ技術確立につなげていきたい」と話し、今後もさらなる技術確立に向け研究会で取り組んでいく構えをみせた。